ハクビシン
最寄りの小学校の脇の道を通っていたら、至近距離でハクビシンに出っくわした。
アライグマに続き、とうとうハクビシンまで侵略してきたか。
やや大きめの猫くらいの大きさだが、顔が猫より尖っており、動きはもっと滑らか。
犬に較べ猫の柔軟性には感心するばかりだったが、ハクビシンは猫より遥かに柔軟でバランス感覚に優れた動きをする。
フェンスを円滑に登り、フェンスの細い上面を器用に綱渡りしていく。大きな身体の割にリス並に自在な動きだ。力も強そうだ。
これは、餌さえ融通が利けば、猫より遥かに繁栄出来る生き物かもしれない。恐るべし。
人慣れした猫と違い、顔に表情が感じられない。
気持ちの通じ合える相手ではないなあと思った。
夜道でいきなり出会った見慣れない動物の姿は妖怪じみて見えた。





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